メンタルヘルス

生きづらさを感じるなら「HSP」「HSS」かも。性質を知って生きやすさを追求しよう

ここ数年、よく聞くようになった「HSP」「HSS」というフレーズ。

  • HSP(Highly Sensitive Person):感受性が高い人
  • HSS(High Sensation Seeking):刺激を求める人

感受性豊かで、ちょっとした変化にも敏感、家にいる方が好きという人もいれば、刺激を求めに行くのが好きで、外に居る方が落ち着くという人もいます。

自粛中、リモートワークがストレスだったか、快適だったかがハッキリ分かれましたよね。

家に居るのも好きだけど、外に行って遊ぶのも好きというタイプもいるので、どちらにも当てはまらないケースも存在します。でも、生きづらさを感じている人はもしかしたら「HSP」や「HSS」に当てはまる気質かもしれません。

HSPの性質

「HSP」は、周囲の環境に敏感で、静かな環境、一人を好む傾向にあります。

  • 環境の変化が苦手
  • 他人の気分に同調してしまう
  • カフェインに敏感
  • ストレスが溜まると一人で閉じこもりたくなる
  • 大きな音や声に悩まされがち
  • 一度にたくさんのことをするのが得意ではない
  • 芸術や音楽に感動しやすい

小さな頃から「感受性が高い」「繊細」「神経質」と言われている人はHSPの可能性が考えられます。

HSPタイプは人口の15〜20%、5人のうち1人と言われているので、生きづらさを抱えたまま生きている人は身近にも結構いるのかもしれません。

HSPのセルフテストはこちら

HSSの特徴

「HSS」は、同じ環境にいることが苦手で、常に新しいこと、物を求め、刺激がある日常を好む傾向にあります。

  • 長時間家に居ることでストレスが溜まる
  • じっとしていることが苦手
  • 長い間、同じ場所・同じ人と居ると飽きてしまう
  • 知らない土地へ行くのが好き
  • 新しいことを始めるのが得意
  • スリルのある映画やスポーツを好む

好奇心旺盛で、どんどん物事を進めることが得意の人はHSSの可能性が考えられます。

HSSのセルフテストはこちらから

HSP・HSPは4つのタイプに分かれる

敏感なHSP・刺激が好きなHSS。

それぞれタイプがハッキリ分かれる人もいますが、どちらにも当てはまるグレーゾーンタイプも存在します。

  1. HSPタイプ…内向的で刺激が苦手
  2. HSSタイプ…外交的で刺激が得意
  3. HSS・HSPタイプ…好奇心が強いけど、刺激にはあまり強くなく疲れやすい
  4. 非HSS・非HSPタイプ…内向的でも外交的でもなく、感情の起伏もあまりない
わたしの場合、セルフテストではHSPが24個・HSSが15個当てはまったので、HSS・HSPの両方ということになります。

わたしは小さい頃から大きな音や声は苦手で、マルチタスクはパニック、ストレスが溜まると一人になりたいタイプなのですが、ずっと家に篭っているのは苦手。好奇心旺盛なので新しいことはどんどん挑戦するし、知らない土地に遊びに行くのも大好きです。だが、疲れやすい。

なので今回のコロナ渦は家から出られない+自分の時間が持てないことがかなりのストレスでした…。

逆にガッツリHSPに当てはまる人は「自粛期間中すごく快適だった!」と感じたのではないでしょうか。

HSPタイプは「うつ」になりやすい

4つの気質の中でも特に繊細で、感情を内側に溜めやすいHSPタイプは「うつ」になりやすいとも言われています。(参考:新宿ストレスクリニック)

  • 自己肯定感の低さ
  • 共感力の高さ
  • 気疲れをしやすい

この3つの要素が、うつとの繋がりを深くしているそう。

周りの人に合わせばかりだと気疲れしますよね。気づかないうちにストレスが限界まで溜まって「うつ」になっていたというパターンも多いかもしれません。

HSPタイプは意識的にストレスを解消することが大切です。

自分にあったストレス解消法がよくわからない…という人は、落ち着く環境で自分がホッとすることをしてみるのもいいですよ。

中医学の体質からストレス解消法を見つけるのもおすすめです!
ストレス対策は中医学もおすすめ「気滞」体質のわたしがやっていること先日書いた「病気不安症」の補足として、ストレスケアのひとつをまとめてみようと思います。 https://hanada-yumiko...

HSPやHSSはデメリットばかりじゃない

HSPやHSSの人は生きづらさを感じる場合が多いですが、悪いことばかりでもありません。

HSPの良いところ
  • 人の悩みに共感できる
  • 芸術や音楽の世界観に浸るのが上手
  • 良い影響も受けやすい
  • 直感が鋭い
  • 孤独に強い
  • 自分と向き合うことができる

HSPやHSSの気質を持つタイプは、一度にたくさんの人と関わるのは苦手ですが、その分少人数と深い関わりを築くことができます。常にたくさんの人と繋がれる現代だからこそ、強い絆を持つことができるのは才能です。

また、一人の時間を持てることで孤独にも強くなり、自分としっかり向き合うこともできます。

HSPもHSSも極めれば最強になれる可能性大!

HSPとHSSが生きやすくなるためには

HSPやHSSが生きやすくなるためにはどうしたらいいのか、HSP・HSS型のわたしなりに考えてみました。

筆者の主観によるものなので、あくまで参考にしてみてください。

HSPの場合

  • 完全に一人になれる環境を持つ
  • 人と会う機会を少なくしてみる(制限を決める)
  • 静かな場所を見つける
  • スケジュールを詰め込みすぎない
  • 好きな芸術や音楽、趣味に浸る時間を増やす
  • カフェインが苦手な人はノンカフェイン・デカフェを飲むようにする
  • 環境が変わりにくい仕事や、少人数または一人で進められる仕事に就く

HSSの場合

  • 長時間家に篭らない
  • 散歩やランニング、カラオケに行くなど体を動かす
  • 気になることはどんどん試してみる
  • 定期的に知らない土地へ遊びに行く
  • 色々な人と関われる仕事に就く
  • ワクワクするような映画や舞台を見る

HSP・HSS、どちらにも当てはまるという場合は、自分の好みでチョイスしてみるのも良いかもしれません。

わたしの場合は、1日に1回は外へ出る、定期的にカラオケに行く、新しいことはどんどん試す、一人の時間を持つ、スケジュールを詰め込みすぎない、趣味に浸る時間を作ることを意識しています。

生きづらいからこそ、自分の世界を創り上げることができる

HSPやHSSは生きづらさを感じやすいですが、だからこそ人に流されない、自分だけのオリジナルの世界観を創り上げられるのは何よりの強みだと思います。

性格はいきなり変えることはできませんが、性質を知ることで自分にあった在り方、無理しなくて良い生き方を見つけることができます。

在り方が多様化した今。HSPやHSSも生きやすい時代も近いかもしれません。