薬のこと

低容量ピルを飲んでもPMSは改善しなかった。PMSの治療はピルだけじゃ限界があるのかもしれない

現代社会を生きる女性の半分以上は悩みを抱えているであろう「月経前症候群」通称PMS。

何を隠そう、わたしも1ヶ月の半分はPMSに悩まされており、周りの友人もPMSや生理をコントロールするために低容量ピルを飲んでいる子も数人います。

低容量ピル。わたしも学生の頃から3年前くらいまでずーっと飲んでいたお薬です。

「低容量ピル」とは、一時的に排卵を停止し、21〜28日定期で生理がくるようにコントロールしてくれるホルモン剤のことです。

「ピル=避妊」という印象が強くありますが、ピルを服用している女性の半数以上は、生理を軽くしたり、PMSの軽減、婦人科系疾患の治療の一環としていることがほとんどです。

低容量ピルの良いところは、避妊をはじめ、生理開始日を把握できたり、生理前のイライラや情緒不安定を落ち着かせてくれることですが、わたしにはPMSの症状を軽くすることはできませんでした。

低容量ピルはPMSの治療として処方されやすい

生理前に感情的になってしまうことは女性あるあるだと思うのですが、PMSの場合は感情をコントロールすることが難しく、イライラして周りの人に当たってしまったり、逆にメソメソと悲しくなってしまったりと、感情の起伏が激しいのが特徴です。

自分がPMSっぽいと思ったら産婦人科に行くことをおすすめしますが、医師がPMSだと判断したらまず低容量ピルを提案されます。

まずは低容量ピル。というくらい簡単に処方されるので最初は戸惑うかもしれません。わたしはピル=避妊のためでちょっと怖いとまで思っていたので泣きそうになりました(笑)

じつは、低容量ピルには副作用もほとんどなく、安全性も高いお薬です。おすすめもしやすいのかもしれませんね。世界中で効果も認められているしね。

低容量ピルにはいろんな種類があるのですが、わたしはずっと「トリキュラー」を飲んでいました

低容量ピルを飲むと生理は軽くなるけど、PMSに効果があったかと言われると疑問

わたしが低容量ピルを飲んでいたときに感じたのは、「生理が予定通りくるのは管理が楽だなぁ」ということでした。

が、そもそもわたしは生理が重い訳ではありません。生理痛もあまりない方。

PMSだけ酷かったから飲んでいたのですが、飲み始めた当初から数年間、生理前の起伏はあまり変わらなかったんですよね。

「低容量ピルを飲んでいることでPMSがなくなった!」という声がほとんどなので、わたしはどこかおかしいのか…と悩み、婦人科の先生に相談したこともあったのですが…

ピルは忘れずに飲んでいるのですが、生理前になると悲しくなったり、イライラしてしまったりするのは変わらなくて…
先生
先生
うーん、それでは漢方を飲んでみますか?
漢方ってあまり得意じゃなくて…
先生
先生
そうですか…そうするともう精神科の域になってしまうんですよね…あ、ハナダさんはメンタルクリニックにも行っているんですね、そちらで相談なさった方が良いかもしれませんね〜

と、こんな感じで「ピル」か「漢方」かの2つしか選択肢がなく、あとは精神科で相談〜の流れになってしまいました。悲しいけれど、今の婦人科ではここが限界なのかもしれません。

ピルは保険適用外で1シート3,000円。効かないわたしにとっては高すぎた

その後、一度漢方も飲んでいたこともあるのですが、これならピルの方がマシかなぁというほど効果は感じられませんでした。

もうこれなら飲んでる意味ないじゃん!

しかも低容量ピルって保険が効かないので、そこそこ高いんですよね。

種類にもよりますが、1シート(1ヶ月分)で約3,000円ほどです。

1回の診療で3シートまでくらいなら処方できたので、3ヶ月に1回の診療だとしても、ピル代だけで9,000円+診療費で約10,000円…。高いですよね。

これには無駄遣いが好きなわたしでも納得がいかなかったので、どうせ効かないし、もう飲むのや〜めた!と言って、勝手に飲むのを辞めてしまいました。

勝手に飲むのを辞めるのはやめましょう!辞めるときは先生と相談を!

低容量ピルを飲まなくなってからの生理は、飲んでいた時と何も変わらなかった

低容量ピルを飲まなくなってからの生理は、飲んでいたときと何一つ変わらないものでした。

PMSも生理もいつも通り。毎月キッチリ同じタイミングで生理がくるわけではないものの、特に問題はありません。なんだか拍子抜けです。

PMS以外はこれといった婦人科系疾患もないので、毎月の診療も必要なし。ピル代は浮くし、産婦人科へは2年に1回定期検診をするくらいで済んでいます。

精神疾患があると低容量ピルだけでは感情のコントロールは難しいのかもしれない

女性ホルモンを安定させる低容量ピルは、確かにPMSの治療に効果的だと言えますが、そもそも精神疾患を持っていると、低容量ピルだけでは感情面でのコントロールは難しいのかもしれません。

実際、PMSよりうつの方がキツイんだよなぁ。

PMSによる気分の起伏が女性ホルモンからくるものだとすれば、低容量ピルもしっかり効果を発揮してくれるのだと思うのですが、女性ホルモンだけではなく、うつや精神疾患によるものもPMSに関係しているのだとしたら、ピルだけでは物足りないということも考えられます。

女性ホルモンも脳の伝達物質も暴走しまくっています。

だからといって勝手に辞めることはおすすめできませんが、もし低容量ピルを飲んでいて効果を感じていない、漢方を飲んでもイマイチ…という方は先生に相談して飲むのを辞める選択肢を取ることも一つの手かなぁと思います。

低容量ピルを飲まないで過ごすPMS時期

低容量ピルを飲まなくなって3年が経ちましたが、相変わらず生理前2週間になると、いつもより余裕がなくなってイライラ・メソメソしがちではあります。

でも、もうそのときはそのときだ!と思って過ごすようにしています。

なんか悪いことがあっても「生理前のせい」という言い訳にもできるし、何かと生理のせい〜と考えられるようになったらちょっと楽になりました。

PMS用に対策していることも特になく、強いていえば「いつもより意識して我慢はしなようにしている」ことくらいですかね。

食欲が増しても我慢せずに食べちゃうし、衝動買いもしちゃう。

これは閉経するまで変わらないのかもなぁと思いつつも、うつと同じく付き合えたら何も言うことないのではないでしょうか。

わたしのように、低容量ピルを飲んでいるけどPMSに効果が感じられないという方は、飲むことを辞めて、うまく付き合える方法を色々試してみるというのもアリかもしれませんよ。