メンタルヘルス

精神薬ってどんなもの?9年通院して常用している薬を紹介してみる

精神安定剤や抗不安剤って日本ではドラックストアでは売っていないし、すごく抵抗があるという方も多いと思う。

9年通院しているわたしでも、家族や友だちには言っていないし、旅行中でも隠してそっと飲むくらい、あまり良い印象ではないな~と思っているのですが、実際にその「精神安定剤」の実態を知っているという方もあまりいないのでは?と気づいたので、今回は普段安定して常用している薬たちを紹介しようと思います。

筆者のスペック
2011年にパニック障害で通院開始➾不安障害や気分変調症を経て現在は双極性障害を疑い中

服用中の薬

これまで色々な薬を試してきて、ここ数年はほぼ同じ薬を常用しています。薬名もちらっと。

  • エチゾラム(デパス)…抗不安剤
  • ナウゼリン…制吐剤
  • レバミピド…胃薬
  • ラモトリギン(ラミクタール)…気分安定剤
  • ミルタザピン(リフレックス)…四環系抗うつ薬
  • ロフラゼプ酸エチル(メイラックス)…精神安定剤

エチゾラムは「デパス」という名前でご存知の方も多いかもしれません。なんといっても内科でも処方されるくらいメジャーな安定剤。(※エチゾラムはジェネリックです。)

わたしは基本ジェネリック派です。効果が同じなら安い方が良いという考えの人。

ほかにも胃腸が弱いので胃薬をはじめ、気持ちを元気になりすぎない部分まで持ちあげ、その状態を維持するための薬が調剤されています。

薬の配合量についてはその時の状態によって変わることも

現在はエチゾラム(基本量0.5mg)・ナウゼリン・レバミピドを除いて

  • ミルタザピン…30mg×1錠
  • ロフラゼプ酸エチル…1mg×1錠
  • ラモトリギン…100mg×2錠

この配合量の薬を服用しています。

気分が下がる前までの数年はラモトリギンが30mg×2錠とかだった気もするのですが(忘れた)、一時元気になりすぎて自己判断で断薬した時期があり、薬が抜けた段階でしんどさが2倍になって返ってきてから100mgに増やされました…

自己判断の断薬だけは本当に気をつけて…!!

基本的には朝と夜のみの服薬

症状も人それぞれのように、薬の飲み方も人それぞれ。

わたしの場合は、基本朝と夜のみの服薬です。

こんな感じね。

エチゾラム・ナウゼリン・レバミピドのセットは基本頓服扱いなのですが、朝飲むと1日なんとなく安定して過ごせるので不調のときにはお世話になっています。

持ち歩きポーチの中にもお守り代わりに入れてあるよ!

安定剤の常用は反対派だったけど、今はあってもいいかなぁという考え

今はこんな感じで服薬していますが、通院をはじめて数年は「薬辞めたいなぁ」という考えでした。まぁ飲まないに越したことはないのですが、やっぱり飲まないと気持ちが塞いで絶望したり、寝たきりになったり、言葉が出てこなかったり、行動もままならなくなってしまうので薬に助けられていることは常々感じています。

とはいっても「精神安定剤は依存してしまうからあまり飲みたくない」という方もきっと多いから(わたしも最初はそう思ってた)、薬飲んだ方が良いよ!とおすすめはできないけど、薬=絶対悪ではないなぁと思っています。

実際に厚生労働省のHPで公開されている「うつ病」の治療法項目を覗いてみると…

  • 身体疾患や薬剤がうつ状態の原因であったり、うつ状態に影響を与えていたりしないか検討します。もし可能性があれば、身体疾患の治療や薬剤の中止あるいは変更を考慮します。この場合も、うつ状態が重症であれば抗うつ薬療法を併用します。
  • 身体疾患や薬剤が関係しておらず、うつ状態が表2のような基準を満たす場合は、抗うつ薬療法を考えます。ただし、うつ病が軽症である場合は、抗うつ薬がそれほど有効でないとする報告もありますので、抗うつ薬は期待される有効性と副作用を慎重に検討する必要があります。また、躁うつ病のうつ状態では原則として抗うつ薬を用いず、気分安定薬に分類される薬剤を処方します。
  • 環境のストレスが大きい場合は調整可能かどうかを検討し、対応します。過去にいろいろな場面でうまく適応できず、うつ状態になっているような人で、性格面で検討すべき問題がある場合は、精神療法として一緒に考えていく必要があります。

3つの項目のうち、2つで服薬が推奨されていました。

バカバカ薬を出す医者は信用しなくていいと思いますが、しっかりカウンセリングをした上で今後のことを考えつつ、患者にあった調剤が出来ていれば医者を信頼して服薬するのが1番だと思います。

わたしの主治医は長期的に見て薬を減らすことを目標に考えてくれているので信頼しています。

薬を飲むとやっぱり楽になるし、普通に暮らせることも多い

さっきも触れましたが、やっぱり薬は飲むと楽になる。

精神安定剤を飲んだからといって精神疾患が治るわけではないけれど、治療の一環として服薬は必要かもな~と思っています。

薬を飲む➾少しずつ身体も心も楽になる➾色んな場所に行けたり、行動できるようになる➾気分も安定してくるから少しずつ薬を減らせる

こんな感じで、薬を上手に使いながら健やかに日常が過ごせたら言うことないかと。

精神安定剤の扱いは慎重でないといけない部分もありますが、うまいこと付き合いながら服薬していれば普通の人と同じように過ごせることも多いし、辞めることもできるので、そこまで抵抗はなくてもいいのでは…と考えています。